定住促進住宅新行地区 地盤改良

先月末、美麻新行地区でも定住促進住宅が着工し、現在地盤改良工事が行われています。 地盤調査の結果等から地盤改良が必要となり、粘性土質の軟弱層が存在することにより、 砕石改良工法(スクリュ-・プレス工法)を採用しています。 土の中に隠れてしまうものとはいえ、環境への配慮も欠かせません。 木杭やコマ基礎等の工法も考えられますが、この工法は自然素材の砕石を用いるため、 地中埋設物にならず、土地の資産価値を守り、有害物質の発生の心配が無い。 スクリュ-を挿入した際に土を周辺に押し固めるため、残土が発生しない又は少ない。 無振動・低騒音。投入させる砕石は土中に押圧するため、圧密された強固な地盤をつくる こと。そして短工期で低コスト。これといったデメリットも無く、メリットが多いと感じています。 地震の力に対して強さで対抗するのではなく、いなす。しなやかで強い。そんな印象も 受けています。 この地区では3棟が来年2月竣工予定で工事は進んでいきます。