「ひと、まち、建築」 2017 くらしの空間セミナ-

昨日は松本市美術館で開催された、くらしの空間セミナ-「松本市美術館宮本忠長と」を 聴講してきました。 昨年逝去された宮本忠長氏は長野を拠点に全国的に活躍した建築家。 「建築とは美、用、強の極致であり、風土に薫る文化」という氏の言葉が、ずしりときました。 美、用、強、風土、どの言葉も建築をする上であたりまえのように考えることであるけれど、 一貫して風土に根付いた建築を追求して、つくってきた偉大な建築家のお言葉だけに、 さすがに重みがあります。自分がこのようなことを言っても、まだまだ軽すぎる。 しっかりと噛み締めます。
次回は2月25日に文化講演会、26日に長野県学生卒業設計コンク-ルです。 主催が松本市美術館と日本建築家協会長野県クラブということもあり、 ここで宣伝も兼ねたのですが、残念ながら25日の講演会は既に定員に 達してしまったようです。さすが、人気建築家です。