あの建築家と、、、
先日、長野県建築士会主催の建築文化賞の現地審査が行われました。
今回の審査委員長は中村好文さん。担当委員会の副委員長として運転手役などで同行。
一泊二日で県内を巡りました(残念ながら、私の応募作品は現地審査とならず、、、、、苦笑)
宿泊した旅館での夕食では、中村さんを囲うように皆で酒を酌み交わしながらの建築談義
となりました。恐れ多くてなかなか面と向かって話しなどできなかったのですが、いい具合に
酔いが回ると、和やかな雰囲気のなか、会話も弾み、いろいろとお話しを伺うことができました。
楽しい時間でした。
「しっかりとクライアントに寄り添い、気持ちを込めてつくる」そのような姿勢が、ひしひしと
伝わってきました。
役得とはいえ、得ることが多かった充実した二日間。また最近の自分を見つめ直す機会にも
なりました。「姿勢を正し、気持ちを込めて取り組みたい」そんな思いを強くしました。
中村さんの著書はよく愛読していたけれど、ここ最近読んでなかったなぁ。
無性に読みたくなり、早速注文。
「仕事の依頼は手紙が多い」と言っていたので、建築家とクライアントの普請の
記録を著した「パン屋の手紙」。