平成26年 今年もお世話になりました。
いつもに増して慌しい年末でしたが、間もなく今年も終わり。
神城断層地震発生後、被災建物応急危険度判定や被災住宅相談に
毎週のように被災地に出向いたのですが、写真はその時に白馬村で目にした古民家。
長い年月、風雪に耐え、そして今回の地震にも耐え、大雪のなかを寡黙に佇む姿、
その圧倒的な存在感に目を奪われてしまいました。
大きな損傷を受けてしまった民家も、そうでない民家も、人の暮らしを守ってきた、
そして命を守ったという事実もしっかりと心に留めておきたい。
また、建築を誰のために、何のためにつくるのかという純粋な問いを、
思い出す瞬間でもありました。
この問いかけを忘れずに、来年もより一層精励していきたいと思います。
一日も早い復興と暮らしの再建を願いながら、新しい年を迎えたいと思います。
今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。